「エモい」が簡単に!オールドデジカメとは?

最近よく聞く言葉といえば「エモい」!
2000年代ファッションや昭和歌謡など、懐かしいものが「エモい」と人気ですよね。

その一つとして「写ルンです」や「チェキ」などのカメラも若者を中心にブームとなっています。
そのブームの流れで新たに「オールドデジカメ」というものが注目されつつあります。

「オールドデジカメ」とは2000年代に使われていた古いコンパクトデジタルカメラのことで、
平成っぽい見た目とだれでも簡単に懐かしい写真が撮れるカメラです。

20代以上の方は学生の頃に運動会や記念写真で使ったことがありますよね笑

今回はそんな「オールドデジカメ」の特徴や注意点についてご紹介していきます。

オールドデジカメの特徴

気軽に「エモい」写真が撮れる

オールドデジカメの一番の特徴はフィルムとも違う古いデジカメ独特の写りです。
普段の何気ない景色もオールドデジカメで撮影すると「エモく」撮れちゃいます。

これは秩父に旅行に行った時に撮影した昔のゲームマシンですが、
オールドデジカメの写りと相まって数十年前に撮った懐かしい写真のようになっていますね笑

これは夜の表参道を撮影してみました。
古いカメラゆえのノイズやブレが発生していますが、逆に今のカメラでは撮れないので個人的には好きな一枚です。

カメラにもよりますが、より「エモい」写真にするために以下の設定が個人的にはおすすめです!

  • 画素数を落とす(作例は200万画素)
  • ISO感度を上げる
    ➡︎ISOを上げるとノイズが入るので昔の写真のようになる
  • コントラストをあげてシャープネスを落とす
    ➡︎少しフィルムにような写真になる

オールドデジカメは設定も簡単なので、自分だけの「エモい」一枚を撮れるように色々思考錯誤して楽しんでみてください。

SNSに簡単にアップできる

オールドデジカメはデジタルデータなのでスマートフォンやパソコンへのデータ移行も簡単で、InstagramやX(旧ツイッター)などのSNSにもアップロードすることができます。

写るんですやフィルムカメラはカメラ屋さんで現像してもらう必要があるので、お金も時間もかかってしまって少し面倒ですよね。

カメラによっては動画も撮影でき、TikTokやInstagramのリールに簡単いエモい動画をアップできることもオールドデジカメの魅力ですね。

安く手に入るものも多い

オールドデジカメは安く手に入ることも大きなメリットです。

僕のカメラはヤフオクで4,000円ほどで購入しました。
ただ、最近は人気が出てきた影響でカメラによっては20,000円近く値段がするものもあるので、手に入れたい方は早めに購入することをおすすめします…。

意外と穴場なのが「カメラのキタムラ」や「ハードオフ」のジャンクコーナーです。
『ジャンク品って壊れているのでは…?』と思われるかもしれませんが、実際には動作確認を行なっていないだけで普通に使用できるものも多く売られています。
中にはメルカリだと4,000円ほどするものが500円ほどで購入できることもあります。
色々なカメラがあるので、近くにお店がある方はぜひ覗いてみてください。

余談ですが、ジャンク品を購入したことがあり、その時は購入前に試し撮りさせてもらえました笑
※ジャンク品は保証などは基本的にないので注意してください

オールドデジカメの注意点

保存メモリの形式について

現在はSDカードが主流ですが、オールドデジカメではその他の保存メモリが使用されているものも多く存在します。
保存メモリの種類によっては、カメラよりも高い価格のものもあるので注意してください。

またSDカードが使用できたとしても、現在のように大きなメモリサイズのものは使用できないことが多いです。
僕のカメラも2GB以下のSDカードしか使用できませんでした。
ちなみに2GBのSDカードは家電量販店には売っていないことが多いので、購入する場合は「Amazon」や「メルカリ」で探してみてください。

バッテリーについて

オールドデジカメにはバッテリーにも注意が必要です。
20年程前のカメラなのでバッテリーの劣化や、そもそも代替品が手に入らない場合もあります。

そこでおすすめなのは、電池駆動の機種です。


電池であればすぐに手に入りますし、充電池を使用すれば電池を買い足すことなく使い続けることができます。
僕のカメラは画像の通り単三電池で動くタイプです!
出先でも手に入りやすい電池なので、充電を気にしなくて良い点ではスマホよりも安心して使えています笑

まとめ

今回は誰でも簡単に「エモい」写真が撮れるオールドデジカメについて紹介しました。

古いカメラゆえの注意点はいくつかありますが、ひとつ持っておくと普段のお出かけや旅行でも活躍してくれるカメラです。

まずは自分だけの相棒を探してみてはいかがでしょうか。

作例の撮影機材:PENTAX OPTIO S40